https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%97%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AB
- 黎明期
- 流行期
- 幻滅期
- 回復期
- 安定期
の5つのフェーズで新しい技術が広がっていったり、途中で消えたりするアレです。
個人的には、発表する意義は大いにあるけれども如何わしいと思うものですね。
これには少なくとも一つだけ技術的にいえることがあります。
流行期から幻滅期に落ち込んだ時にどこまで頑張れるかという問題です。
最近の技術はOSS主導がほとんどです。
安定期にたどり着くまでの技術っていうのは幻滅期にどれだけのビッグベンダーが撤退せずに
踏みとどまったかである程度の趨勢が決まるという印象を受けます。
(根拠は見つけ次第追記しようかと。なければこの記事は撤回。)
正直なところはビッグベンダー以外はは審美眼とかそういうレベルの話になってしまい、
山師が鉱脈を見つける以上の根拠はなかなか説明しづらいと思います。
(ビッグベンダーにガンガン売り込んでファンを増やすという手はあるかもしれません。)
これまでも技術的に優れていても消えていった技術は山ほどある訳で。
結局のところ安定期にたどり着ける技術というのを確実に見分ける方法は永遠の課題になり続けると思います。
注意したいのは、仮に安定期までたどりついたテクノロジーがあったとしてもそれが流行期に大量に広まったものと同じものであるかという問題です。
最近の例だとハイプサイクルに直接載っているかは知りませんが、
Hadoopがいい例かと思います。
Hadoopのアーリーアダプター?の悩みがHadoopのバージョン間での断絶です。
Hadoopの2.2以降で導入されたYARNについては様々なHadoopのバリエーションを生み出してしまいました。(とはいっても使いたい処理内容別にいろいろな選択肢が用意されたという観点では悪いこととは一刀両断できないわけですが)
Hadoopに限った話でよいのでそこに対するアプローチって何かあるのでしょうかね?
一部のSIerのようにコミッタを輩出してコミュニティをコントロールしようとするなんて力技もあったりするわけですが。
ただ一つ言えることはテクノロジー企業である限りは安定期に入ってからのんびり参入なんてのは基本的には勝ち目は薄いと思います。(先進企業を買収するなんて力技除く)
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